昨日、一気に二本、
ローレライとナショナルトレジャーを見てきました。
たまたま嫁実家に行ってたところ、
実家の嫁姉、嫁妹と嫁両親が子供二人を見てくれるという事で映画でも見に行くかー、嫁さんの入園式のスーツも買わないといかんからね、と行く事に。
なかなか映画も満足に見れる事ないんですからねえ。
で、まぁ一本だけを見るつもりで「ナショナルトレジャー」を見てスーツ2着ほど買ったんですけど思いの外早く決まる事に。
どうしようかねえ時間もまだ早いしなあ、という事でお茶してたら、結局もう一本いっとく?という事になって行くことに。
で、ローレライを見ることに。なんとなくダメ映画の予感はしたものの。
というわけで一発目。
「ナショナルトレジャー」
http://www.movies.co.jp/nationaltreasure/
こいつはストーリーだとか内容だとかの前知識はなーんもなかったですね。
単にトレジャーハンティングなんだろなと。お宝発見、で終わりなんだろうな、ぐらいで。
それよりも目を引いたのはニコラス・ケイジとジェリーブラッカイマーの組み合わせで選んだというか。
「ザ・ロック」「コン・エアー」「60セカンズ」がこの組み合わせでの映画。まぁロックはかなり面白かったんですけど、
他はまぁそれほど退屈せずに済んだ映画なので、失敗はしないだろうと。
そういやブラッカイマーと言えば、
「ザ・ロック」「アルマゲドン」「パール・ハーバー」「パイレーツ・オブ・カリビアン」がマイケ・ルベイという監督とやってました。
共通点はスピード感たっぷりですね。これらの映画は。どんどん展開していくというのがついてけねー、という一部の批判をよそに私は心地良いんです。
パールハーバーは史実無視でクソ映画だとしましたが、映像やカメラの使い方は上手だと思います。後半にあった、パールハーバーの後のとってつけた映像は完全にいらんですけど。
今回は監督違うのか。この監督のカメラワークと音楽の使い方好きなんだけどなあ。ベタベタで。
まあ秀作ですね。80点。うおおお、そうきたかー!というのもなく落ち着いてアドベンチャーな展開です。
なんか丸く収まってできあがって、かなり優秀なんですけど、収まりすぎて、やんちゃが足りないというか。
んー、良かったかなあ、そうだねえーという会話以上、見終わった後に話題にあんまりならなかったですね。
いや、充分楽しめると思います。おもしろくねー、とか思ったりしませんでしたし、眠くならなかったし。
フリーメイソンいっぱい登場しますが、なんでしょね。とか思うかもしれません。
イギリスの石工ギルド起源のソーシャルネットワークな組織、と言っていいかも。
現在も存在しますし、えっと思うような人もそのメンバーですね。たとえ民主党の昔の党首でおじいちゃんが元首相な人のおじいちゃんとか、フライドチキンのおっちゃんとか。
歴史上だとモーツァルト、ワシントン、マッカーサー、リンドバーグ、、んーきりがない。
まぁ日本で特に「発祥がユダヤ人な陰謀組織」というのはちと間違ってるような。19世紀頭までユダヤ人の入会は認められてないという事からも。
ちなみに104で電話番号聞いたら教えてくれます(笑)東京支部。活動らしい活動してんのかなあ。記憶に頼ると、「自由、平等、博愛」という主義以外は何もないので、なんというか思想集団でもなかったような。
神秘主義も科学主義もなんかごちゃまぜですからねえ。え、おまえもミクシー会員なの?なノリかも。
2発目。
「ローレライ」
http://www.507.jp/index.html
★☆☆☆☆
星1つ。内容、単なる特攻ものにいつの間にか変わってる、戦闘シーンも単調、パクりシーン数多し。
( ´゚д゚`)えーーーこんなんなの?原作。読むのやめよっかなあ。BSドラマが主体だと後で知ってそれも見ようかと思ったのですが。
でした。ええと映画見終わった後の会話は盛り上がりました(笑)。
クソ映画のほうが終わった後の文句大会には良い燃料になるようです。
さて、内容については戦争物ではないような気がしますが戦争物。どっちかというとロボットアニメな内容な気がしますが。
だいたいエヴァンゲリオン、攻殻機動隊とかパトレイバーとかの監督が二人も名前乗せてるなんて、実写じゃありえん(笑)
大戦終戦末期、広島に原爆が投下され、次の原爆投下を阻止するため、特命を受けた新型の「目を持つ」潜水艦が米軍太平洋艦隊に戦いを挑む。。。そんなトコですかね。
大体そもそも大元の特命を発令した大佐が何をしたかったのかさっぱりわかりません。
それだけでもうストーリーとしては破綻してるんですが、そこをぐっとこらえて考えると、
東京にいるクソな首脳どもを原爆で一掃させてから日本再生を考えてる壮大な作戦を考えてる大佐。。あってるかな。
その大佐はその作戦の一環として、潜水艦をアメリカに対決させるそぶりで、その新型艦を引き渡そうとしている。
その大佐の意図を知るよしもないまま頑直な艦長は素直に原爆投下阻止をがんばる。そんなとこ?
しかし最悪です。そのストーリーもなんか重要性さっぱりありません。ああ、そうか私はTV(BS)総集編映画を見に来てしまったのか。
戦闘シーンも単調だったなあ。「沈黙の艦隊」を映画化してほしいなあ。
歌が聞こえるとか無弾頭魚雷戦闘は「沈黙の艦隊」のまんま。反乱が起きるのは「クリムゾン・タイド」のまんま。
(;´Д`)。
嫁曰く、「あまりにも定番な僕もおともします!みたいな人情特攻過ぎて先が見えてしまって、おもしろくない」
んあああ、その通りですね。その通りです。
ちょいとだけ映画に補足をすると、
潜水艦というのは潜水中、音だけが頼りになります。ソナーなどで海底がどこにあるのかも音。
相手にぶつかって返ってくる探信音も音。スクリュー音も音。そこから相手がどこからどこに移動して、相手が何なのかは蓄積されたデータと照合してやっとわかるという世界です。
外との交信も深度潜行中は基本的にはできません。周りに大爆発が起きればそれで音がかきけされて周りの位置がつかめなくなる、そういう特性があります。
それは現在も変わりません。
という事を踏まえるとこのローレライシステムっていうのがなんとまあありがたいもんなんだ、というのがわかると思います。
それくらい?
なんかダラダラとしたものを書いてしまいましたが
ええと見るならDVDで見ることをオススメします。それもBSドラマ版を。
たぶんBSドラマ版なら意味わかるんだろうなーと予想して。